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天気も味方!虹も歓迎!とても充実した一日でした!-寿都町訪問バスツアー報告-

投稿日:2022年10月27日

「核ゴミ問題を考える北海道会議」が主催した寿都町訪問バスツアーが10月23日に実施されました。
バスがほぼ満員となる参加者35名で朝8時に札幌駅北口を出発しました。

移動中のバス内では川原茂雄さんの「核ゴミ問題出前講座」、小田清さんの「原発関連や核ゴミ資金に頼らない岩宇・寿都地域振興プラン」、山形定さんの「地域から変える 寿都のこれからを考える」というお話がありました。
先生たちのお話は資料と統計と調査に基づいてわかりやすく、あっという間の2時間半で、聞いているうちに寿都町に到着しました。

寿都町では岡村聡さんの案内で寿都の地形と地質の見学をしました。
すぐわかる押し合ったプレートのあとや、地質のもろさに参加者一同びっくりしました。文献調査や概要調査をわざわざするまでもなく、ここに核のゴミはやばいという実感を持ちました。
寿都町の名所である弁慶岬にも足をのばしましたが、その頃には空も晴れてきて、海には私たちを歓迎するかのようなキレイな虹もかかりました。

総合文化センターウイズコムで昼食をいただき、そのあと「子どもたちに核のゴミのない寿都を!町民の会」のみなさんの活動報告や町内の現状などの話を聞いて懇談・交流をしました。
地域を愛し、つながりを大切にされていることが町民の会に皆さんの発言から伝わってきました。片岡町長の独断で決めた文献調査受け入れは、町民の分断と、物言えない町内の雰囲気をつくっただけだという言葉が印象的でした。

最後に参加者を四つにグループ分けをして、今日一日学んだこと感じたことなどを一人3分以内で語り合い、それぞれの思いをシェアしていきました。
札幌に帰る前に道の駅に寄り、寿都町の特産品などを沢山買い込んで帰路につきました。
行きが2時間半、寿都町滞在5時間、帰りが2時間半という超ハードな弾丸ツアーでしたが、とても内容が充実した一日であったと思います。
(この報告は参加者のおひとりである東さんの感想文を参考にさせて頂きました)

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